MOTOMACHI
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SHOW 1
元町レディオシヨウ・其壱
MotomachiRadioShow1
start:2005.04.08
author:MOTOMACHI 24Ken
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[0160] 2007.07.24(tue) [マメ] ノワール

静かだ。不自然なくらい静かな空間。そして闇。
私は神経を集中させて彼らを待つ。
カチャリ。ドアが開く音がした。生暖かい風が頬を撫でる。
そして小さな筈の靴音がコツコツとやけに大きく響き渡る。
私は、両手に持ったボールペンを握り締めた。
と、その瞬間何者かが背後から覆い被さってきた。
必死で振り払おうとするものの、もの凄い力で締め付けてきて身動きが取れない。
そうしている間にも靴音はこちらに近づいて来る。
私は力を振りしぼり、私を締め付ける太い腕に思いっきりボールペンを突き刺したが、相手は声も出さずに、ますます強い力で締め上げてきた。もう逃げられそうもない。
足音が止まった。足音の主はマグライトのスイッチを入れる。
小さな明かりがやけに眩しい。
光の向こうでは、女がつまらなそうな顔でこちらを見ている。
「なんだ、エンリケじゃないのか」
ボスの名前だ。
「死体で送り届けられるのと、半殺しで帰るのはどっちがいい?」
「嫌な二択だな」
「死体の場合は、苦しまずに済ませてあげるよ。サービスだ」
女は屈託なく笑う。どうやら機嫌が良いらしいが、何の足しにもなってない。
「こいつに刺したボールペンあげるからこのまま帰してくれないかな」
私を締め付ける力が強くなる。余計なことを言うんじゃなかった。
「悪くないな。少なくともあんたの命よりは価値がある」
BIC社に聞かせてやりたい…。
----
MAME と、こんな感じで何とか逃げ出してきたわけだ。
NARU 肝心の脱出の部分がすっぽり抜け落ちてるんだが。
MAME 話が長くなると悪いので枝葉は刈って説明した。
NARU 幹を刈ってると思う。
MAME とにかく、そんな訳で更新どころじゃなかった訳だ。
NARU 更新しなかった言い訳がそれか?
MAME 言い訳って言うな。大変だったんだから。
NARU このまま自然消滅すれば良かったんだ。
MAME そうは行かない。最低でも月に1回はアップすることにしてるのだ。
NARU 月1がこれかよ、まったく。
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<最終更新>
2018.03.05(mon) 19:39

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