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SHOW 1
元町レディオシヨウ・其壱
MotomachiRadioShow1
start:2005.04.08
author:MOTOMACHI 24Ken
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[0197] 2010.11.29(mon) [マメ]

MAME 俺が言うことじゃないと思うが、植物に視覚がないのはなぜだろう。
NARU それを話しているのが目が付いてる豆だってのが、問題をややこしくしているな。
MAME とりあえず俺のことは棚に上げて進めてくれ。
NARU 視覚が無いことに理由がいるのか?
MAME 単にその機会がなかったのか、きっかけはあったが不要だったので取得するに至らなかったのかって疑問だ。
NARU その前に、植物に視覚がないって根拠はどこにある?
MAME 珍しく正しいことを言った。視覚があっても視覚に対する反応を観測する手段がなければ、視覚が無いのと区別がつかないわけだ。
NARU 脳がないから感覚器官が無いって話じゃないしな。実際のところ日照や温度に対するセンサーはあるんだし。
MAME 拡大解釈すれば、その日照に対するセンサーを視覚と言えば言えるわけだ。
NARU まとめると「視覚はあるかもしれないが、それを知る手段がみつかってない」「光に対するセンサーがあるならそれが視覚と呼べるのではないか?」の2つの理由で、植物に視覚が無いという前提自体が疑わしいと。
MAME 聴覚も同様かな。
NARU 少なくとも最初の理由については同様だと思う。
MAME だからパン生地にオペラ聞かせるのか。
NARU しるか。
---
MAME 話が荒唐無稽な方向に進むが、視覚を持たない生物が高度な文明を築いている星があるとするだろう。
NARU ふ、ファンタジー?!
MAME 驚いたか。
NARU それほど驚くことでもなかったな。
MAME 続けるが、その星に視覚を持つ生物が訪れたらどう思われるだろう?
NARU 難しいな。ひとつは「ものすごい能力を持ったやつがやってきたと混乱する」というパターン。
MAME もうひとつは、その能力が何なのか理解出来ないというパターンだな。
NARU 視覚を必要としない環境下で文明を築いたのであれば、後者の方が納得出来るような気がする。
MAME 一方で、たまたま別方向の感覚器官が異常に発達した生物がいろんな要因が重なった結果として視覚を持たなかったのであれば、前者の方が展開としては面白い。ていうか、解りやすい。
NARU 物語論だったのか。でもその星の別の生物が視覚を獲得しているかもしれないだろう。
MAME 地球上の生物はカンブリア紀に目を取得したらしいが、もしかしたらそれはものすごい偶然によるとても特殊な事なのかもしれない。
NARU つまり生物というのは視覚を取得する方向には発生しにくいと。そのような、生物に共通するメタな構造があるのかというと疑問だけど。
MAME ないだろうな。ただ、そうじゃないと荒唐無稽なストーリーが成立しなくなる。
NARU 認めちゃったよ。
MAME 逆に言えば、地球上の生物が想像することもできない感覚器官が存在する可能性もあるわけだ。
NARU ほんのりと文明批判ぽい。
MAME で、いま思いついたんだけど、その設定を伏せた状態で、ある集団があってそこに異様な能力を持った生物がやってきて不思議なことを次々とやらかして行くという話はどうだろう?
NARU どうだろうって言われても。
MAME 最後に、その集団の科学者の一人が、闖入者の能力が「ある波長の電磁波を二次元平面に投影して受け取る能力」だということを突き止めるというお話だ。
NARU そうか、その時点まで読者はその集団の生物が視覚を持たないってことを知らないわけだな。
MAME そう。解かれた謎は視覚という読者にとって平凡な事実なのだが、今まで展開されていた世界が実は未知の世界だったというミステリ小説だ。
NARU 視覚を知らない生物であることを読者に気づかれないように慎重に描写する必要がありそうだな。
MAME ほぼ、そこにかかっていると言っても良いと思う。
NARU なんか面白いような気がしてきた。
MAME 本当は他の生き物なんか出さずに、集団も闖入者もすべて人間って方が衝撃が大きいんだけど、無理のない設定が思いつかない。というか思いつくけど、ちょっとね。
NARU どうせ書かないんだからどっちでもいいよ。
MAME もうひとつ。この話は映画化が難しい。
NARU 絶対ないから!
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