2005.03.13
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MRM [ MOTOMACHI RADIO MAIL ] Vol.010
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SUMMARY
- 元町、識者たちに聞く [5] 新十二支に関する質問
- をかべまさゆき :愛象家
- 元町二十四軒 :質問者本人
- 泉由良 :学生
- あさみけい :積読者
- 立花副産物 :休筆業
- もげ :小物部員
- 主宰より
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「誰の依頼でもなく、誰のためにもならない」
〜〜 CM 欄って素晴らしい 〜〜
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元町、識者たちに聞く [5] 新十二支に関する質問
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[ Vol.009 の質問 ]
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Q5 干支ってバランスが変だと思いませんか?哺乳類が偏重されてるかと思っ
たら爬虫類だかなんだか解らない想像上の生き物が唐突に入っていたり、魚類
・両生類・無脊椎動物が一切入ってなかったり、およそバランス感覚とは無縁
の人が考えたとしか思えないメンバ構成となっています。この不条理を解消す
べく、2010年からは新しい干支への移行が計画されているとの情報を入手しま
した。選定委員会のガードは厳しく、私が得た情報は次の3点のみでした「新
しい干支も十二支」「総入れ替え」「猫はまたも選外」。いったい、どんな生
き物(もしかしたら生き物ではないかも)が選ばれたのでしょう?識者および
門外漢の皆様からのタレコミもしくは予想をお待ちしております。なお、今回
は「説明なしの十二案一発勝負」でもOKと致します。
[ 専門家や門外漢の方々による回答 ]
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*MRMに掲載された見解は寄稿家の方々個人の意見であり、主宰の見解とは
一致しているとは限りません。場合によっては寄稿家ご本人の意見ですらない
可能性があります。
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▽ をかべまさゆき:愛象家
イッカク、
フタコブラクダ、
ミツユビナマケモノ、
ヨツコブツノゼミ、
ゴシキセイガイ、
六放サンゴ、
ナナホシテントウ、
ヤツメウナギ、
九官鳥、
十姉妹、
百舌、
千鳥
の12頭です。
お判りのように、「名前の頭に数字がついていれば判りやすいぢゃん!」と
の考えに基づいて選抜されたと聞いています。
これでも含まれなかった「三毛猫」が不満を表明していることや、11や12の
代わりに桁を上げてしまおう、これこそが10進法の極意である、との理屈が通っ
てしまったこと、また、途中から鳥類ばっかりになったこと、などの辺りに大
きな政治的な力が働いたことが伺えますが詳しくは知りません。
http://www.ipc-tokai.or.jp/~woquave/
をかべまさゆき
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▽ 元町二十四軒 :質問者本人
どういう決め方をしたのか全く解りませんが、次のようになるそうです。
・春秋戦国
・私らしさ
・アラバマ
・貧乏な男
・ぬくもり
・折檻
・コンデンサー
・祖母
・ヒトデ
・オニヒトデ
・ベンジー
・麦
http://d.hatena.ne.jp/motomachi24
元町二十四軒
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▽ 泉由良:学生
みかん
伊予かん
ポンカン
スダチ
金柑
カボス
檸檬
グレープフルーツ
甘夏
ネーブル
デコポン
ゆず
デコポン年はいじめられるそうです。
http://kyoto.cool.ne.jp/yura7/
泉由良
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▽ あさみけい:積読者
懸案となっている十二支の更改ですが、既得権益にこだわる十二支は新規参
入回避の方向で話をまとめようとしていました。それでも問題が一点ありまし
た。十二支の動物たちは円卓会議に出る必要があるのですが、これが頭痛の種
になっているのです。隣同士になった者の仲が非常に悪く、喧嘩が絶えないの
です。干支の順に着席しているので、隣同士の顔ぶれが常に同じなのが原因な
のでしょう。
そこで、外部の「干支なのに六十種ないのは変だ」という意見も考慮し、1
2年を1シーズンとして、1シーズンごとに席替えをしようということになり
ました。これならば、嫌な奴とも12年我慢すれば、席替えとなるわけです。
会議の結果、十干十二支すなわち5シーズン(60年)で元に戻るという案で
話を進めることになりました。
ちなみに、席替えに合わせて十二支の順序も変更になります。ややこしくて
分かりにくいのですが、改正後は今までのように自分の干支が来たら12歳2
4歳……という計算は成り立たなくなります。年男年女のような概念は60年
に一回しか来ないことになるようです。将来、日本人の寿命が六百歳くらいに
延びたならば、それでちょうど良い加減になるでしょう。
さて、ただ順序をくじ引きで入れ換えるのでは、また前と同じ嫌な奴が隣(
あるいは両隣)に来るかもしれません。それでは席替えの意味がありません。
そもそも60年−−つまり5シーズンの間、隣同士が常に違う顔ぶれになると
いう組み合わせは可能なのでしょうか。その疑問について、メンバの中には答
えられるものはいませんでした。中でも算数が出来ると一時期話題になった犬
(戌)が計算を始めようとしましたが、止めさせられました。
そこで、メンバは不本意ながら非常任縁起動物の中でも数学に強いという噂
の鶴と亀を招きます。鶴と亀は言いました。
『1シーズン目は今までと同じ並びと仮定しましょう。ここで分かりやすく
すべく各干支に背番号をつけてもらいます。子(1)丑(2)虎(3)……亥(12)とい
う具合です。では、2シーズン目の最初です。円卓の席順としては誰でも良い
のですが、干支であるということを考えると前年との接続を考慮する必要があ
るでしょう。前年(つまり1シーズンの12年目)が亥(12)であるために、そ
の前後の戌(11)と子(1)は避けた方が良さそうです。亥(12)は連続になるので
好ましくないですね。すると、最初に入れるのはこれらを除外した9人(人?
)の中の誰かとなります。仮にここでは、丑(2)に入ってもらいましょう。《
以下背番号のみで解説》すると、次の年(=隣の席)は前シーズンまで(2)の
両隣にいた(1)と(3)は入れません。よって候補は(2)(1)(3)を除外した9人の
誰かとなります。では、また仮にですが、ここでは(4)に入ってもらうとしま
しょう。さて3年目。同じ理屈で、(4)の隣にいた(3)(5)、既に席に着いてい
る(2)(4)を除外した8人から選ぶことになりますね。こうして、さらに4年目
は7人から、5年目は6人から……といきますと、10年目には候補者が1人
ですか? 11年目は候補者がどうなると思います??』
鶴と亀の論理では11、12年目は候補がいなくなるようです。
会議場がざわめきましたが、鶴が一声鳴きました。「お静かに。2年目が2
人足りなくなるとしても、ちょうど我々2名を加えていただければうまく行く
ではありませんか。今後のためにも数学に強い者を入れた方が良いのではない
ですか?」
というわけで、まんまとメンバーに加わったかに見えた鶴と亀ですが、この
状況が人間界に伝わっていた、しかもメールマガジンで配信されていた、のは
知らなかったようです。識者の皆さんの指摘を受け「適当なことを言うな」と、
皆に鶴と亀がぼこぼこにされたのは言うまでもありません。どうも鶴と亀の論
理は間違っていたようです。
ところで、5シーズンの(つまり5種類の)席順はどう決まったのでしょう。
両隣が違う顔ぶれで四回の席替えを完了することはできるのでしょうか。でき
るとしても、これを実際に決めるための「くじ」は簡単にできるのでしょうか。
干支の動物たちは暇なので、何度もくじを引いて上手く散らばるまで繰り返し
たようです。さて、その結果については、興味がないと思われますが、以下の
ようになった模様です。−−でも、こんなことをしたら、5シーズン終了後は
ほとんど全員の間が険悪になっているのではないでしょうかね。
子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
辰 子 寅 巳 丑 卯 午 申 戌 未 酉 亥
丑 辰 寅 午 子 未 亥 申 卯 酉 巳 戌
子 卯 巳 未 丑 申 寅 亥 午 酉 辰 戌
寅 未 辰 申 子 巳 亥 卯 戌 午 丑 酉
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(以上)
以下 おまけ(背番号版)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
5 1 3 6 2 4 7 9 11 8 10 12
2 5 3 7 1 8 12 9 4 10 6 11
1 4 6 8 2 9 3 12 7 10 5 11
3 8 5 9 1 6 12 4 11 7 2 10
あさみけい
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▽ 立花副産物:休筆業
新十二支選考委員会のメンバーが最初に行った仕事は、旧委員会が選考を行っ
た際の記録を再検討することだったのだが、その記録がどこを探して見つから
ない。あるのは、その記録を元にして作られたと言われているフィクションの
みで、確かな根拠にはほど遠いものばかりであった。
「仕方がない、資料を探すのは諦めましょう」選考委員長が結論を下したの
は選考決定の1ヶ月前の事だった。「選考委員がこうして13人居る訳ですし、
1ヶ月後にそれぞれ1つづつ候補を持ち寄るというのではどうですか?」激し
く今更な感じは否めなかったが他に案も無く一同はその案を検討することになっ
た。
「一人余りますけどどうしましょう?」「それに、順番はどうします?」「
重複だって心配ですよ」選考委員から幾つかの疑問が提出された。「幸い選考
委員の姓は全て異なる文字で始まっています。そこで、それぞれが考える干支
はその文字で始まることにするのではいかがですか?」選考委員長は答えを用
意していたようだ。一同は念のため、自分たちの姓の最初の文字を確認してみ
ることにした。
ね:根本、ぎ:祇園、と:遠山、う:上島、り:利尻、
じ:陣野、ば:番場、よ:吉岡、さ:坂本、け:剣崎、
い:今西、ち:近田、に:ニャン原
どうやら間違いないようだ。「なるほど、これなら重複することはないでしょ
う。ところで順番はどうしますか?」「1ヶ月後にこの会議室に到着した順に
しましょう。最後の人が選考外ということで」特に異論のある者もなく、1ヶ
月後の再会を約束してその日の会議は終わった。
1ヶ月後。「よし、俺が一番乗りだ」最初に会議室に着いた選考委員がドア
を開けようとした瞬間、「いただき!」と頭に乗っかっていた別の選考委員が
飛び降りた。「あ、ずるい!ていうか無理ありすぎ!」そうこうしているうち
に、他の選考委員も続々とやってきた。
「全員揃いましたか?」選考委員長は一同を見回したが、すぐに席が1つ空
いていることに気付いた。「あれ?ニャン原さんが来ていませんね」「ほんと
だ」「寝坊したかな」「まあ良いでしょう。最初の約束通り、この12人の到着
順で決めてしまいましょう」こうして、新十二支は次のように決まった。
鼠花火(根本)、牛皮 (祇園)、虎刈 (遠山)、卯の花(上島)、
竜頭 (利尻)、蛇口 (陣野)、馬鈴薯(番場)、羊羹 (吉岡)、
猿轡 (坂本)、鶏頭 (剣崎)、犬死 (今西)、猪苓湯(近田)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
…と、このようにして新十二支が決まったようです。ちなみに、ニャン原さ
んは最後まで会議には来ませんでした。これは根本さんが前日に「会議は延期
になった」と嘘を教えたためです。ニャン原さんが今でも根本さんを追いかけ
まわしているのはそのせいかもしれませんね。
http://gadd9.com/guzz
立花副産物
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▽ もげ:小物部員
燕・水牛・虎・兎・竜・鯉・星・鷲・獅子・鷹・鴎・熊
もげ
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主宰より:質問 (Q6)
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Q5への回答ありがとうございました。
・をかべさん:順番を間違えることがないという点が優れていると思いました。
私は「睦月」や「January」より「一月」の方が断然、情緒があって格好良
いと思っているので、この案はぐっときました。同様のコンセプトで「苺、
人参、サンダル、ヨット、ごま塩、ロケット、七面鳥、蜂、鯨、ジュース、
銃位置、十二支」というのはどうでしょう?
・元町さん:自分のメールマガジンで良かったですね。シュールは巧くやらな
いと支持されないですよ。
・泉由良さん:覚えにくい、絵にしにくい、酸っぱいと三拍子揃った十二支だ
と思いました。デコポン年は早生まれの人が同じ学年のネーブル年に苛めら
れるというパターンが多そうです。だからという訳ではありませんが、この
中で選ぶならネーブル年が良いです。
・あさみさん:初のご寄稿ありがとうございました。出題意図をことごとく外
した問題作でしたが、着地点を無理やり別の方向に持っていったところが面
白いので、これもまた有りだと思いました。解を合理的に構築するアルゴリ
ズムが提示できれば更に良かったと思います。今気付きましたが、私、かな
り偉そうですね。
・立花:選考委員の中でニャン原さんが確実に浮いてます。ニャン原さんがど
んな干支を考えていたのかという疑問が残りました。ていうかそんな人いな
いし。
・もげさん:これまた初のご寄稿ありがとうございました。12球団に当てはめ
るところまでだったら思いつく人はいるかもしれませんが、無理やり動物に
変えているところがグッドです。特に兎と鴎はそれぞれの球団のサイトを調
べるまで解りませんでした。惜しむらくは、虎、兎、竜 が居るので「総入
れ替え」という条件を満たしていないのが残念です。
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「ねぇ あんた 少し変だよ 〜 640SQR 〜」
http://sqr640.exblog.jp/
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ところで話は変わりますが、ていうかQ6の前振りなんですが、今回はいつも
とちょっと違ったスタイルなので出題に関して、あららこめ野暮な解説を書い
ておきます。Q6では文中に「アリミジ」という言葉が出てきますが、これは私
が適当にでっち上げた造語です(絶対無いとは断言出来ませんが、あったとし
ても偶然の一致です)。なので、「アリミジ」に関する解説をそれとなく挟み
つつ、回答に答えていただこうというのが今回の趣旨です。よって、自分の得
意なもしくは好きなジャンルに強引に結び付けても良いですし、デタラメには
デタラメで返すのも手でしょう。
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Q6 先日アメリカで公開された「The Day of the Alimidge(邦題:アリミ
ジ時代)」は、これまでどちらかというとマイナーな印象の強かったアリミジ
が取り上げられているちょっと変わった映画です。この映画、大方の予想に反
して何故か大ヒットとなり、アメリカでは早くもアリミジブームが訪れていま
す。アリミジは日本の国民性には馴染みにくいと思われますが、流行というの
は中々予想しにくいもので、ひょっとしたら日本でもアメリカと同様のブーム
が起こらないとも限りません。もし、日本でアリミジブームが起きるとしたら、
それはどんな効果をもたらすでしょう?識者および門外漢の皆様からの予想を
お待ちしております。
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「あれ?この数素数だっけ?」素因数分解のページがあれば大丈夫
http://homepage1.nifty.com/basil-jams/factorization.html
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・MRM Vol.010は以上で終わりです。最後までお読み頂き、ありがとうござ
いました。おかげさまで、当初目標としていた10号までたどり着くことがで
きました。この調子だと12号までは出せそうです。
・Q6へお寄せ頂いた回答は3/23あたりに公開を予定しております。その前に、
何度か不定期連載を挟むかもしれません。
・寄稿して頂いたことのある方には、誠に勝手ながらメールにて送信をしてお
ります。不要の場合はお手数ですが、ご連絡をお願い致します。
・特に理由は無いのですが、Webでの公開をやめてメールのみの配信にするこ
とを考えています。この件に関してご意見をお聞かせ下さい。
・それでは「MRM Vol.011」でお会い致しましょう。
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・MRM [ MOTOMACHI RADIO MAIL ] Vol.010
発行部数 Web:計測不能 / メール:7通
発行 元町二十四軒
編集 元町二十四軒
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バーも同じページから見ることができます。
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のURL(掲載希望の場合)も併せてお知らせ頂けると幸いです。
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