視力の悪い人が集まると何故か視力(の悪さ)自慢が始まります。うっかり、「私は極度の近眼で左右とも0.2ないんです」などと言おう物なら、すぐに「そんなのはまだました、俺なんて0の数が…」とか「いやいや、そのくらい私に比べたらサンコンさんと…」という反応が返ってきます。どうしてでしょうね。
私は小学5年生あたりから視力が落ち始め、高校に入る頃には0.1を切っていました。もちろん、眼鏡が無いと日常生活をまともに送ることができません。一時はコンタクトレンズの使用も考えたのですが、堪え性がないのか異物感に慣れることができず、すぐに止めてしまいました。視力が0.1ないと眼鏡を作る際も、折角デザインの良いフレームを選んだというのに、レンズが厚くなって不格好になるか、厚くならない高価なレンズを使うかの選択を迫られます。また、温泉に入るとき不自由する、スポーツの邪魔になる、朝起きて見つからないとパニックになる等、デメリットはここで挙げるまでもなく数多くあります。
すみません。前置きが長くなりましたが、今回は眼鏡への歪んだ愛情が原因で、かなり遠くまで旅をしてしまいました。ご覧ください。
(元町二十四軒)