ネコタ 番外
犬を探しに

3/21街にでかけた。犬が居た。色が塗られていた。しばらく歩くとまた犬が居た。また色が塗られていた。ふと足元のパンフレットをみると、札幌駅周辺に同様の犬が全部で25匹居るらしい。撮るでしょう当然。

展示期間終了まであまり間が無いこともあり、今回は撮って並べただけという犬任せのページとなってしまうことをご容赦頂きたい。そっちの方が良いという意見は聞こえない。

(元町二十四軒)

アピアの犬たち


A-1
アピア地下1階、西側の飲食店街中央付近。「回転寿司はここの突き当たりですよ」と言ってた。


A-2
アピア地下1階、中央北側の太陽の広場。多分、25匹中最も人通りが多い場所にいる犬。頬が赤いのは照れてるため。


A-3
地下1階アピア東端、エスタとの境目北側。「バス乗り場は複雑だから迷わないように気をつけてね」と言ってた。紫だけど親切な犬だ。
エスタの犬たち


E-1
エスタ地下1階、入り口付近。愉快な顔で「ラーメン共和国は10階だからエレベータで行くといいよ」と言ってた。


E-2
エスタ地下1階の中通路の真ん中付近。「なんか、いろいろ貼られちゃってさ。かゆくて仕方ないんだよね」と愚痴ってた。可哀想だけど放っておいた。


E-3
エスタ2階エレベータホール付近。痴漢の現場をカメラは捕らえた!


E-4
エスタ10階ラーメン共和国付近。「ラーメンも良いけど、ドッグフードも結構おいしいよ」との事。
パセオの犬たち


P-1
パセオ地下1階、飲食店街出入り口付近。前に若いカップルが居たので空くのを待ってたら、気付いて除けてくれた。邪魔をして申し訳なかったり、いい大人がこんなことしてて恥ずかしかったり。


P-2
パセオ地下1階中央、水の広場前。サッカーワールドカップ記念との事。「僕にハンドをコールしないでね」と難しい注文。


P-3
同じく水の広場前。「隣の奴が『地球儀、羨ましい?』てしつこく訊くんっすよ」と悩んでた。


P-4
パセオ地下1階、中央と東の間の通り(東地下通路)の北側に居た。「この奥の地下駐車場に行く道って、意外と面白いよ」との事。


P-5
パセオ東側地下一階、奥のエスカレータの裏あたりに居た。「おなかの下が気になって、休めません」と言いながらも呑気そうな顔。


P-6
パセオ1階、西側飲食店街とJR札幌駅の間。マーブルチョコが貼り付いてる。「食べちゃ駄目だよ」と気にしてたが、無用な心配だと思う。


P-7
パセオ1階、東側エリアの入り口付近。最も犬らしい色をしていた。そのせいか、ちょっと勝ち誇ったような表情。


P-8
パセオ1階、東側エリアの奥の方。最も犬らしくない色をしていた。後ろに見えるのは女性用下着専門店だったので、カメラを構える際に「俺は犬を撮ってるんだ」という過剰な演技をしてしまった。
ステラプレイスの犬たち


S-1
地下1階、ステラプレイスとエスタの間、中央付近。壁際に居たので無理やり間に割り込んで撮った。「無理しないで反対から撮りなよ」余計なお世話だ。


S-2
ステラプレイス地下1階中央の通路に居た。「犬小屋が小さくて」と繰り返してた。持ちネタらしい。


S-3
ステラプレイス地下1階、西側エリアの中央付近。「犬用のマスクって無いんっすかね」と訊かれた。悪いが知らない。


S-4
地下1階、ステラプレイスと大丸の間の通り。「大勢の人が来てるというのに、地味な格好で申し訳ない」と言ってた。持ちネタらしい。パンフレットでは背中に何かを乗せてたが、無くなっていた。


S-5
1階、ステラプレイスというかほとんど大丸。柵があったため唯一左側から撮った。後ろにある大丸のガラス張りエレベータに乗り込んで、奥のポジションを確保し、1階についた際に撮るというガッツのある方法も考えられるが、写真を裏返すという文化的な手法に逃げた。


S-6
ステラプライス1階、西側エリアの中央付近。写真では解りにくいが、胴が空洞になっていて中に犬がいた(最後に写真あり)。これはもの凄く出来が良い。個人的にはMVPを贈りたい。


S-7
ステラプレイス1階中央の通路に居た。P-7は色が犬らしかったが、こちらは素材から動物ぽい。「この服、どうっすかね?」と訊かれたが気の利いた返事ができなかった。ごめん。


S-8
こちらもステラプレイス1階中央の通路。「あんまり靴ばっかり集めて埋めるもんで、こんな模様描かれちゃいました」と言ってた。多分、冗談だろう。


S-9
ステラプレイス西側3階。「黄色い長靴って!子供じゃあるまいし」と怒ってたが、ボディの派手さは気にしてないようだった。


S-10
最も探すのに手間取った犬。ステラプレイス東側エリア6階の奥、展望台受付付近でやっと発見。パンフレットでは南サイドにあるように見えたが、実際は北側にあった。かなり奥まったところにあり、展望台受付のお姉さんに「チケットはこちらです」と言われてしまった。「すみません、犬撮らせてください」とお願いして撮影に至る。
惜しくも3/26まで

このイベントは「ワン!ダフルアートパレード」というそうです。パンフレットによると「道内で活躍する様々なジャンルのアーティストや学生たちが、全長170センチ、高さ120センチの犬のオブジェに思い思いのアートを描いたユニークな展覧会」とのこと。終了後はチャリティオークションとして売り出され、売り上げは北海道盲導犬協会に寄付されるそうです。

参:JRタワーが3周年を迎えます! (pdf)

それぞれの造形を見るのも楽しかったですが、あちこちを探し歩いて犬に会いに行くのがRPGみたいで面白かったですよ。

勝手にMVPだと思ってる S-6 の内部
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