ネコタ 06
南九州観光ガイド

先日、休みをとって三泊四日の南九州小旅行に出かけてきました。数十年ぶりに訪れた九州は珍しい景色ばかりで、4日間しか滞在できなかったことがとても残念に感じられたくらいの楽しい旅でした。日程の都合上、私たちが訪れることができたのは鹿児島・宮崎の2つの県にある観光名所のみでした。これらの中から、いくつかの名所を簡単にではありますが、各地で撮影した様々な写真と共にご紹介したいと思います。皆様のご旅行の際にお役に立てれば幸いです。

(元町二十四軒)

知覧武家屋敷庭園
知覧武家屋敷庭園は武家屋敷の跡地です。入園料(大人:500円 小人:300円)を払うと、7つの屋敷の庭園を鑑賞することが出来ます。道の側から見た生け垣が、周囲の山並みのカーブを模していることで風景との一体化を図っているのに対し、庭園に入るとひとつの完結した世界を成していて、なおかつひとつひとつの庭園が全く異なる情景をコンパクトに表現している点に驚きを感じました。(→知覧武家屋敷庭園)

知覧武家屋敷庭園

知覧武家屋敷庭園での一枚
周囲との調和を考慮してか、木のパネルで覆われています。あったか〜いは6つ、ペットボトルが8つあります。TASTYとかTHE BLENDといった、私がいつも見ている自販機では見たことの無い缶コーヒーがありました。メーカーのサイトにもないので、地域限定品なのかもしれません。
指宿白水館
指宿白水館はとても良い宿でした。設備、部屋、食事、サービスのいずれも充分に満足の内容です。風呂も良く、特に初めて体験した砂風呂(別料金)は大いに気に入りました。焼酎の試飲が出来たり、眺めの良い庭があったり見所が多く、また展示物のクオリティも高く、機会があったらまた行ってみたい宿です。(→指宿白水館)

指宿白水館

指宿白水館での一枚
上段全てがあったか〜いに使われている点に豪快さを感じます。ここにもTASTYとTHE BLENDがありました。炭酸飲料が少なく、お茶やアクエリアスが多いのは湯上りのお客さんが好んで飲む物を優先しているのかもしれません。料金設定は通常と同じでした。
長崎鼻
薩摩半島の最南端の岬です。溶岩が複雑な形を成していて、ワイルドな風景が広がります。先端には竜宮神社という乙姫様を祀った神社があります。右手には開聞岳も見えます。どうして長崎鼻という名前なのかはよく解りませんでした。母は長崎県みたいな形をしているからだと申しておりましたが、確認できませんでした。 (→長崎鼻)

長崎鼻

長崎鼻での一枚
駐車場から岬に向かう途中にあった自販機です。ここもホットが多く、また小さいペットボトルの割合が高いように思われます。爽健美茶のホット(深み香ばし)は見慣れないタイプでしたが、単に私が知らないだけかもしれません。ていうか自販機の飲み物ほとんど飲まないし。
桜島フェリー
桜島フェリーは、鹿児島市と対岸の桜島を結ぶフェリーです。両岸の景色とも雄大で見ごたえがあり、出航から10数分という短い航行時間が残念に感じます。船内には立ち食いうどんの店もありました。鹿児島からは、桜島フェリーの他にも垂水(「たるみず」と読むそうです)や屋久島など様々な場所に向かうフェリーがありますので、初めての方はお間違えの無いようお気をつけ下さい。(→桜島フェリー)

桜島フェリー

桜島フェリーでの一枚
たまには趣向を変えてカップ売りの写真を。ミルクココアとカフェオレの多さが目立ちました。と思ったらカフェオレの方は、プレミアムブレンドのカップのデザインが同じなだけでした。一方、牛乳屋さんのコーヒーはホットとアイスの1つずつなのですが、それぞれカップの色を変えてあるという優遇具合に不条理を感じます。
道の駅 桜島
桜島のフェリーターミナル近くに、道の駅「火の島めぐみ館」があります。私は車を持っていないので道の駅を利用するのは初めてだったこともあり、売店・食堂とも安価で良いものが提供されていて驚きました。ここで私たちはカツカレーと黒豚ラーメンと定食を食べました。どれも良かったのですが、特にカツカレーのカツがおいしかったです。売店では通常のみやげ物に加え、周囲の特産品が売られていました。これがまたうまそうな物ばかりで…。(→道の駅 桜島)

道の駅 桜島

道の駅 桜島での一枚
アップの写真が無かったので、ちょっと見づらいのですが特に変わった点も無いので別に問題は無いでしょう。「一」というお茶が多いことくらいでしょうか。あと、ポスターがフェリーの写真になってますね。
城山展望台
城山は鹿児島市の西側にあり、西南戦争の最後の激戦地となった場所です。城山展望台では、正面には桜島が見え鹿児島市内が一望できます。展望台に登る途中の道では樹齢400年以上のクスの大木が自生しています。(→城山展望台)

城山展望台

城山展望台での一枚
コーンスープやMild Coffeeというちょっと珍しい商品があるという点を除けば、普通のラインナップです。あと、あったか〜いが下段だというのもちょっと珍しい。あと、お金を入れる部分の背景が白いというのも他とちょっと違います。
道の駅フェニックス
道の駅フェニックスは、国道220号線沿いの日南海岸を望む絶妙のロケーションにあります。ここでは、バニラ・マンゴー・明日葉・エビ(!)の4種類のソフトクリームが売られています。エビのソフトクリームが食べられなかったのが心残りです。ソフトクリームは食べられませんでしたが、ここでは弁当とおかずを買い、後で屋外で食べました。鯖と鰯の押し寿司がとてもおいしかったのでお薦めします。(→道の駅フェニックス)

道の駅フェニックス

道の駅フェニックスでの一枚
これもまた普通。よく似た2つ自販機が並んでいる点がちょっとだけ目を引きます。まったく同じ構成かと思ったら下段が微妙に違っていました。間違い探しなのかもしれません。
左「COLA・ACTIVE D・FANTA G・FANTA O・Qoo・一・TASTY・TASTY・GRANDE・GRANDE・EMERALD・カフェオレ・WILD・EMBLEM」
右「COLA・COLA・ACTIVE D・FANTA G・FANTA O・Qoo・一・一・TASTY・GRANDE・EMERALD・カフェオレ・WILD・EMBLEM」

鵜戸神宮
鵜戸神宮は日南海岸に面した大変に古くからある神宮です。鵜戸神宮のサイトによるとその建立時期は第十代崇神天皇の時代にまで遡るとの事ですので、紀元前から続く神宮と言う事になります(今調べました)。鵜戸神宮は駐車場から主祭神までの距離が長く、また上り下りも多いので足元には充分にお気をつけ下さい。(→鵜戸神宮)

鵜戸神宮

鵜戸神宮での一枚
幅広い年齢層の方々が利用することから、というか高年齢のお客さんが多いことから、お茶の割合が高くなっています。あとは「ホットで行こう、新しいジョージア」等の細かいシールが沢山貼られている点も特徴として挙げられます。
青島
青島は宮崎の中でも特に有名な観光地なのですが、今回は残念ながら時間の都合上あまり長い時間見ることが出来ませんでした。それでも「鬼の洗濯岩」と呼ばれる独特の形をした岩浜や貝殻が積もった浜辺を間近で眺めることが出来ました。(→青島)

青島

青島での一枚
たまには、アップで載せて見ることにします。ここの特徴としてジョージアを数多く揃えている点とコーラのペットボトルが用意されている点があげられます。多くの人が訪れる場所なので的を絞るのが難しいのではないかと思われます。すみません、今適当な事を言いました。
霧島神宮
霧島神宮は鹿児島市の北にある鹿児島空港から更に北東に位置する神宮です。霧島神宮も先ほどの鵜戸神宮同様に大変古くからの由来を持つ神宮のようです(建立時期は6世紀との事です)。こちらは、鵜戸神宮に比べると駐車場から拝殿までの距離は近く、階段もそれほど急ではありません。霧島神宮のある霧島市は昨年11月に市町村合併により誕生したばかりの市なので、古い案内では住所が霧島町と表記されています。ご訪問の際はお間違え無いようお気をつけ下さい。(→霧島神宮)

霧島神宮

霧島神宮での一枚
何かを諦めたかのようにGRANDEばかり6本も並んでいます。また、コーラのロング缶があるのも珍しいのではないかと思われます。あと今更ですが、「HOTあります」のシールがどの自販機にも貼られてます。これもこの地方の特徴でしょうか。
良いところでした。

九州を訪れたのはほとんど初めてに近く、何を見ても新鮮な印象を受けました。普段あまり旅行に行かないのですが、たまに遠くに出かけるのも悪くないなと思いました。機会があれば、福岡や長崎にも行ってみたいものです。
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